1986年の作品で、超能力者の3人組が異世界に入り込んでしまう話。主人公の根岸美弥子の中の人は歌手の藤本恭子さん(現:山田恭子さん)で、藤本さんは1992年にシンガーソングライターとして再デビューする。因みに私が知っているのはシンガーソングライターとして活動していた頃の藤本恭子さん。根岸美弥子の声は藤本さんのイメージとは違っていたのだが、この頃の感じも良いと思った。
シンガーソングライターとしての藤本恭子さんの作品はプログレファンの間でも話題になっていたようで、アルバム「時の岸辺」はピンク・フロイド好きな方にはお勧めだと思う。
話を「扉を開けて」に戻すが、挿入歌「愛されたくて」は藤本さんの声の特色が良く出ている感じがした。
原作は新井素子先生の小説で原作は未読だが機会があれば読んでみたいと思う。