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吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD 2021.8.13メモ

今回はアルバム「176.5」についての話と、拓郎さんが歌えなくなった曲(嫌いになった曲)の正解の発表、全国ツアーを始めた頃のお話を聞く事が出来た。あと、映画についてのお話は参考になった。




今回のメモ

フォークロックについての話。70年代当時はアコースティック・ギターはフォーク、エレキはRockみたいな安易な決め方があったが、RCサクセションは初期はアコースティック・ギターだったのだけれども曲はRock。忌野清志郎さんはロックンロールな感じでソウルな感じもあって清志郎さんも拓郎さんもオーティス・レディングが好き。チューリップはフォークロックかもしれない。フォークロックとはラヴィン・スプーンフルやバーズ等。

(断捨離の話から)拓郎さんはコレクションとかはしない。拓郎さんと佳代さんは家の中にゴチャゴチャ、物があるのが嫌い。

さのかさんの漫画についての話。拓郎さんも漫画を読んでいた。

さのかさんのツイート

曲「全部抱きしめて」


全部だきしめて


映画は字幕?の話。台詞で聞き取りにくいところも字幕付で観ると解る。拓郎さんは宮藤官九郎さんの作品や小津安二郎さんの作品を字幕で観て解るようになったとの事。

拓郎さんお勧めの映画「おとなのけんか」「オデッセイ」「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」「レインディア・ゲーム」

アルバム「176.5」の話。拓郎さんは当時から音楽はコンピューターの時代になると感じていた。70年代からのファンはコンピューターサウンドについては冷めた見方をしていたのかもしれないけれども、拓郎さんはYMOを聴いて学んでいた。ソフトについてはPC98のステップ入力を使っていて目黒の碑文谷のご自宅の地下に防音スタジオを作ってデモテープ作りをしていた。176.5はステップ入力で打ち込んだ。逗子に引っ越した後は防音とかは施されていない普通の部屋でデモテープ作りをして、それが「From T」に収録されている。拓郎さんの身長は177cmなのだがスタジオで測った時に176.5だったので等身大でコンピューターを使ったサウンドという事でアルバム名を「176.5」とした。打ち込みで音楽を作るという事はその人が持っている音楽的センスやアレンジする能力が求められていてコンピューターのデータと人間のが作ったサウンドを如何にミックスするか?という事が音楽的なセンスや能力を問われる。

曲「車を降りた瞬間から」東京に出てきた時の歌。

曲「星の鈴」ジェイク・コンセプションのSAXが素晴らしい。


吉田拓郎「176.5」



吉田拓郎「From T」


拓郎さんが歌いたくなくたった曲は「祭りのあと」。70年代のあの頃は、この曲の感覚を持っている若者が沢山いたが、ある時から乗れない気分になったとの事。松本隆さん作詞の「白夜」という曲も同様の内容だが「白夜」は抵抗なく歌える。岡本おさみさんの詞は生き様のようなものが潜んでいる。最後の「祭りのあと」はアルバム「Oldies」に収録されていて、駒沢裕城さんのスチールギターが柔らかく包み込んでいて、この曲が長い眠りにつけるように作られている。


祭りのあと


全国ツアーの話。拓郎さんの頃は誰も全国ツアーをやっていなかった。全国ツアーを主催する若者を募って始まった。その結果、イベンターが各地に生まれる事になった。

四国のイベンターDUKEの話。

曲「ありがとう」(イベンターへの感謝の気持ちを込めて)


こんにちわ


拓郎さんは現在、エンディングに入ってきているというお話。曲にはイントロ、間奏、エンディングがあってエンディングは最も重要。

曲「Unchained Melody」(ライチャス・ブラザース)


アンチェインド・メロディ ベリー・ベスト・オブ・ライチャス・ブラザース


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