時系列的には吉田拓郎さんの1985年の「ONE LAST NIGHT IN つま恋」の後の作品。拓郎さんが高杉晋作役で出演されている。
確か、2度目の「つま恋」の後、拓郎さんが音楽活動を休止されるかもしれないという噂があって、拓郎さんも目立った音楽活動はされていなかったような憶えがある。
当時、ラジオ番組でも、この映画についての収録の様子が話題になっていたような憶えがある。
拓郎さんは、ラジオ番組で「とにかく映画を撮るのは大変だ」と仰っていて、その大変さを色々とお話されていたような憶えがある。
幕末を舞台とした映画、ドラマ等は数多いのだが、この作品は、それらとは違った視点で描かれているように感じられた。
挿入曲の「RONIN」は好きな曲なのだが、拓郎さんのアルバムには収録されていない曲だと思う。
脚本の片山蒼は武田鉄矢さんの別名義。武田さんの坂本龍馬像は伝わってくる感じがする。
史実と違う部分は多いと思うのだが何を伝えたかったのか?は解るような感じがする。
ドラマーの浦田賢一さんも参加している。
幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬 [DVD]