- 何故、毛利さんが、ここに呼ばれたか?
- 必ず、4人で来てくれ
- 9という数字に意味があった
原作未読ですが、97巻のようです。
読書、アニメ、漫画、音楽のメモ・感想、プログラミング のメモ等
再視聴したのは2021年5月6日だが、それから2回視聴した。《圏内》というのは犯罪禁止有効圏内。「圏内事件」とは犯罪禁止区域で起きた事件。ミステリー色が強い回。この頃のキリトとアスナのやり取りも興味深い。SAOの場合は用語が解らないと理解が難しい感じがするので原作を先に読んだ方が理解が深まるかもしれない。原作は、「ソードアート・オンライン8 アーリー・アンド・レイト」の。アニメは原作と少し違う感じもするので原作も読んでみると良いと思う。あと、SAOの世界は仮想世界ではあるが、あくまでプログラムだという事も念頭に置いて観ると良いと思う。
主人公の富樫勇太は中学時代に自分以外の何者か(ダークフレームマスター)になりきっていた事(中二病)を否定しようとしていたのだと思う。当時、使っていた剣を捨てようとして過去の自分を封印しようとしていた感じがする。事実は消えないので妹の樟葉も勇太の母も勇太の過去の話をする。もう一人の妹の夢葉は幼く勇太の剣がカッコ良いと思っている。勇太の過去を外側から見て客観視しているのが勇太の母と樟葉で肯定的に捉えているのが六花と夢葉。過去を否定しようとする勇太も中二病時代の勇太も現在、中二病である六花も本来の自分では無い感じがする。過去を黒歴史と思うか?資産と思うか?六花も夢葉もダークフレームマスター時代の勇太や勇太の剣等の道具をカッコ良いと思っているので資産と捉える事も出来ると思う。
トール達と一緒に住むようになって変わっていく小林さんと、この世界の人間の事を理解しようと必死になっているトール。コメディ的な作品なのだが、内省的、人間とは何か?みたいな哲学的な要素も感じられる。
本ページの情報は2021年5月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて ご確認ください。