ゲストは Kinki Kids 。曲は2だけで、お話の密度が高かった感じがする。
ah-面白かった(CD+DVD)
昔、剛さんは魚釣りに凝っていた時代があった。光一さんは車をずっと。拓郎さんは昔、ジープに乗りたくて、光一さんに suzuki ジムニーを紹介された。そしてラングラー、ゲレンデを紹介されて、結局、ジープが3台になった。光一さんは、そもそもジープに関心無い。拓郎さんは車の色を塗り替えて、ハイライトの色になった。
剛さんの魚釣りの話。伊豆でドラマ撮影の頃、偶に日中だけ撮って夜は無い日があって、当時のスタッフの音声さんから夜釣りに誘われた。その時に釣りは良いかもしれない、ぼーっと出来るし、波の音も聞きながら、すごく気持ち良かった。当時も忙しかったので真逆の世界な感じがしてハマっていった。自然を感じてからスタジオに入って、切り替えが出来た。人生の最後は釣りをすると思う。
光一さんの車の話。現在、沖縄ロケの時とは違って光一さんは安全運転、ゴールド免許、無事故、フェラーリに乗っている。
買い物に行く話。光一さんも剛さんもコンビニとかに行く。オーラを消しているので他の人から気付かれる事が無い? スーパーで値引き品を買ったりする。剛さんは、元々、外食はしない。光一さんは服を買いに行った事がない、サイズが難しいのでスタイリストが持ってきたのを買う感じ、外で試着とかはしない。拓郎さんは試着が好き。剛さんはどちらでも、ただ店員さんが勧めてくるのが苦手。
拓郎さんは10代の頃と東京に出て来てからとは全然違うというお話。
拓郎さんは今の時代にはなかなかいないリーダーシップの取り方をしているというお話。拓郎さんが言っているところに皆んなが向かっていけばきっと良いものになる、となって皆んなが向かっていく感じ。今の時代のリーダーは皆、守りに入っている。拓郎さんとジャニーさんのリーダーシップの取り方は同じ感じ。
Kinki Kidsが本格的にギターを始めたのは 「Love Love あいしてる」から。リスナーからのメールのお話。二人だけで曲を作ったアルバムを望むメールが多い。
「Love Love」収録の時のお話。新曲の音源が届いて拓郎さんが聞いたところ、拓郎さんがKinki Kidsについて持っていたイメージとは違っていた。今まで拓郎さんは剛さんのボーカル、光一さんのボーカルという聴き方はしていなかった。拓郎さんはKinki Kidsとして聞いていたから、二人の歌への接し方は割と近いと思っていた。拓郎さんは剛さんのボーカルについてはナーバスで内にこもっている感じをイメージしていたが、聴いてみて、ものすごく力感があって、どちらかというとアクティブ、行動的で活発で男らしい歌。光一さんのボーカルはものすごく切々としていて、ものすごく訴えている。拓郎さんが光一さんに抱いていたイメージは普段アクティブな感じと捉えていたが、ボーカルは光一さんが切々と訴える感じで、剛さんはアクティブなボーカルとなっている。拓郎さんは二人の性格を逆に見ていたから、ビックリした。お互いソロでやっていたものが出て来た。二人は各々、オリジナルだが、一緒に見てしまう先入観があるのかもしれない。
剛さん:拓郎さんから提供された詞から「明るく行こう」というものを感じた。本当に悲しい時こそ明るく行くという美学。ジャニーさんの時の事を思い出した。寂しい時程、明るい方に行こうという自分がいた。
光一さん:しっかり歌詞を伝えたいという思いが先行していた。
拓郎さん:剛さんのイメージも光一さんのイメージもひっくり返った。上手くなっている。表現力が豊か。
剛さん:10代の頃、拓郎さんと一緒にいると色々と叶っていく。その頃の感覚が戻って来た。
曲「危険な関係」。主人公は光一さんと拓郎さん、剛さんと拓郎さん。拓郎さんは二人を Kinki Kidsとして見ていない。
K album【通常盤】
危険な関係
拓郎さんの中では篠原ともえさんは17~8歳で止まっていた。Kinki Kids と篠原ともえさんは同年代で、Kinki Kids にとっては篠原さんの成長の仕方は妥当。篠原さんは昔から服飾が好きで自然な感じ。あの頃はテレビの雰囲気に答えなきゃいけないというキャラクター、篠原さんは一生懸命演じていた。サービス精神の種類が変わった。ハワイに一緒に行った時に海辺で篠原さんは月をずっと眺めていて、繊細さを感じた(剛さん)。
「Love Loveあいしてる」で印象的な人。拓郎さんは大原麗子さん、Kinki Kids は安室奈美恵さん、つんくさん。大原麗子さんの “帰りたい、私”
光一さんが自分が描いている事。激動の中、拓郎さんが表舞台から去るのも激動の内の一つで、これからの事は想像も出来ない。漠然としたロードマップはたてている。一つ一つ、その場の事をこなす。
剛さん:音楽はやりたい事をやるだけ。どんな事をやっていても、どんな場所にいても、自分を生きれていれば良いなと思う。自分を生きるという事は我儘という事ではなくて、自分を信じて生きる。考える事も自分だから考える事を信じて。計画、ロードマップは考えていない。その日、その日に自分を支えてくれる人、ファンの方、応援してくれる方、自分の人生の仲間と過ごしている中で色々と気が付いた事を優先するのか、気付いた事を数年後でも。最終的には釣りして楽しんで、ぼーっと過ごせたら良いかな、みたいになりたい気もする。
拓郎さんからのリクエスト。数年以内に Kinki Kidsで力を出して拓郎さんをハワイに連れて行く番組を作って欲しい。
曲「Amazing Love」
【メーカー特典あり】 Amazing Love (初回盤A(CD+Blu-ray)+初回盤B(CD+Blu-ray)+通常盤 3形態セット) (24451 Anniversary扇子付)
吉田拓郎 2019 -Live 73 years- in NAGOYA / Special EP Disc「てぃ~たいむ」(Blu-ray Disc+CD)