予約していた「無限列車編」が届いたので早速視聴した。劇場で4回鑑賞した作品だが Blu-rayで鑑賞して、全体的に《人間とは何か?》という問いかけを改めて感じた。魘夢が見せる夢については、各々の心象風景が描かれている感じがした。心地良い夢の中に居たい段階もあるし、精神の核を壊しに来たはずの人を、そこに案内するような優しさが現れる段階もあると思う。
不死とか肉体的な強さとか力のみを探求、修行する世界もあって、猗窩座は、その世界の住人で、その世界の基準では、《力》のみを探求するので、《良い人間とは何か?》という事を探求する煉獄さんとは合わなかったのだと思う。煉獄さんの在り方は《柱》の生き様と共に、《人間とは本来、どのような存在か?》という事を描いている感じがする。
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(完全生産限定版) [Blu-ray]
《人間らしさとは何か?》を考える点においては芥川龍之介の「杜子春」を思い出した。
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杜子春 (角川文庫)
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この作品は音楽の効果も素晴らしいと思う。プログレやシンフォニック系の音楽が好きな方にもお勧め。
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