「からだのーと」という本に老子法という行法が載っているという情報をネットから得たので入手してみた。
著者の早川ユミさんは、老子法や丹田呼吸法等を中内先生という方から学んだとの事。
巻末に著者の先生を紹介する欄があり、中内先生という方は仙道連の五千言坊玄通子老子に師事したと記されていた。この本に記されている老子法、丹田呼吸法等のルーツは仙道連の行法だと思われる。

からだのーと



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島田明徳さんの本。1991年に出版された本が電子書籍になっていたので読んでみた。仙道に関する事、仙道のプロセスが解りやすく説明されている。具体的な仙道の行法は載っていないが、仙道が伝えたい事については解り易く書かれていると思う。
著者の小野田大蔵さんは仙道連という団体に所属していた方のようである。仙道連系と思われる行法が載っている。導引が沢山載っている。まずは早晨修法という導引から始めてみても良いと思う。仙道は性命双修だが性功(心の修行)についても纏まっていると思う。
(段階) (部門)
第一段階 斉戒養生門 導引、服気、食餌
第二段階 安処制感門 感覚、意識の制御
第三段階 存想統覚門 行気、煉丹(練丹)、小周天
第四段階 坐忘還元門 坐忘
第五段階 神解自在門 道の在り方を自分の在り方として日常を処していく