多田容子さんの著作。2015年に入手して当時はザッと目を通しただけだったが、再読。
柳生新陰流兵法をコミュニケーションに活用する方法が紹介されている。SNS上のコミュニケーションについても参考になると思う。但し、著者も書いているが、安易に、そのままの形で取り入れない方が良いと思う。生兵法は怪我の基。あくまで参考に留めるのが良いと思う。
柳生新陰流が題材になっているが、全体的には老子的な考え方が根底にあるような感じがした。基本は何かに執着したり、囚われたりしない事だと思う。
メモ
- 具体例より抽象的な「理」の方が役に立つ。
- 異なる事象から共通する「理」を見出す。
- 無視は「無」とは違う。無私と無視は違う。
- コミュニケーションも「予習」と「復習」が重要。
- 「転」〜 ものの見方を瞬時に転換
一発逆転の武術に学ぶ会話術
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