辻麻里子さんの遺作。辻麻里子さんについては最近知ったので「22を超えてゆけ」を未読の状態で読了。
「藍」は「あお」と読む。
夢の中に登場する他次元的存在が辻さんに「青の書」(作中では「青の書」となっている」を依頼した理由は、辻さんが組織、団体、グループに所属していない、権威もしがらみもない普通の人間だったから、との事。
全体的には2011年3月11日を起点とした辻麻里子さんの不思議な体験が書かれている。
他次元的存在の目標は「赤」と「青」の奥義を用いて、各々、自分で「紫の書」を完成される事のようだ。
辻麻里子さんの他の著作を読んでから、再読してみようと思う。
藍の書
藍の書